「偉大なる文字」

世宗は、視力を失いながら完成させたハングルを国中に広めようと
しますが、集賢殿の役人たちの強い反対に遭ってしまいます。

世宗は集賢殿に行き、余は文字の普及を諦める気は全くない!と
マルリに、ただし例外がある…期限は問わぬ、余と戦って勝ったら
文字の創製はなかったことにすると言います。

チョンは、民が卑しく愚かなのは無学文盲だからでなく、
人間の品性を教育で直すことはできません!と言います。

それを聞いた世宗は、机を叩き、余の民を侮辱するな!この愚か者めが!
直せないなら何のために政治をする!ただ民の上に君臨し、
権勢を振るうためか?と激怒します。

世宗はマルリに、民が官吏と同じ文字を使うことも、民が己の権利を
主張することも許せないのは、一段上に立っていたいからだろ。
難解な漢字にしがみつき既得権を守りたいというのが本音だろ?と
聞きます。

世宗は、民の心を思いやる気持ちや、民に仕える意思がない者たちは
皆 この集賢殿から出て行け!それは学士ではない!と言い放ちます。

朝鮮の発展を抑えたい明は、ハングルを広めることを防ごうと、
脅しをかけてきますが、朝鮮は兵の数が明の3分の1しかないが新兵器が
ある。一刻で3千人の明軍が死神と会うことになると宣戦布告します。

世宗は王子の晋陽に、もう首陽と呼ぶべきか?お前に新たな名を授けよう…
〝首陽〟将来 王室の長の立場に就くということだ。よいな!
王室を率いる者として、いずれ君主となるお前の兄を支えてやってくれ!と言います。

首陽は、私の愚かな欲を、ご存じだったのですね…と答えます。

世宗は、お前の立場なら一度は考えることだ。だが欲に捕らわれるな
…と言います。

マルリの辞職願は受け取れないと言う世宗に、首陽は、父上に
ことごとく逆らい、私と共に策略を…と言います。

世宗は、集賢殿の副堤学…この座は彼が戻るまで空けておくつもりだと話します。

世宗は、明により暗殺されようとしていましたが、実行されませんでした。

世宗は一歩も引くことなく難関を乗り越え、遂に発表します。

〝君民正音、我が国の言葉は中国と異なり、既存の漢字とは相通じない。
漢字を知らない民は己の意思を十分に述べ伝えることができない。
余は これを哀れみ、新たに28文字を創製した。朝鮮全ての民がやさしく学び、
日常に用いられるようにするものである〟

世宗は、盲目になりながらも、成し遂げたのでした。

世宗のそばには、ヨンシルがいました…


(感想)
世宗は、ハングル文字を創製した、懐の大きい、
温かい心の持った人だったのね(^o^)/

「訓民正音の誕生」

世宗は民でも簡単に読める文字を作るために、口蓋の仕組みを知ろうと、
人体解剖を強行します。

反対派のチェ・マルリたちは、世宗が人体解剖をしていると伝えられます。

マルセンは、考えすぎではないか?と言います。

マルリは、万に一つ事実であれば、何としてでも王様を王座から
引きずり降ろす!と解剖している場所を探します。

反対派のマルリたちに、世子は盾となり解剖は無事に終わります。

世宗たちは、作成した解剖図を元に研究が進められます。

世宗は遂に朝鮮独自の文字を完成させ〝君民正音〟と名付け、
国中の民に広げて、役所や郷校を通じて速やかに普及させよ!と命じます。

〝君民正音〟はどんな複雑な中国語の発音も、すべて書き現わすこ
とができるのでした。

つづく
(感想)
世宗1人で朝鮮独自の文字を作ってしまうなんて、
驚きです。

「儒教国のタブー」

世宗は、目が見えるうちに文字創製を成し遂げられるだろうか…と
呟きます。

世宗は進展のない文字創生のヒントとして、発生の仕組みを調べる
ために人体の構造を詳しく知る必要があると考えます。

朝鮮は儒学を尊ぶ国だから人体解剖はやりすぎだと王子は話します。

そんな中、世子は朝鮮語の話せる回回人の医者を捜し密かに接触して
連れてこいと指示します。

王様に協力することにしたヨンシルとヘサンは、引き取り手の
ない死体を捜していると、昨夜獄死した身寄りのない死体をもらい
受けます。

しかし、疫病で死んだ遺体だったため、都全体に病が広がる可能性が
あるから解剖できないと、医師は言います。

そんな中、ヨンシルの生存が明に知られてしまい追っ手に追われる中
、ヘサンがヨンシルを助けようと命を落とします。

ヘサンは、自らの体を解剖に使ってほしいと言い残し、ヨンシルの
腕の中で息を引き取ります。

世宗は、重すぎる忠心で、受け取れないと言います。

つづく
(感想)
チェ・ヘサンがヨンシルを助けるために亡くなってしまい
何だか、私も寂しい気持ちになっちゃった…>_<…