「世子に生まれた自覚」

ハ・リュンは、直系と庶子の王子まで進んで出てきて、忠寧大君を守ろうとしている。当の本人は身の危険を考えず、仕事に没頭しているだけだ。生まれつき人を集める才能があるのだ。ここまでくると敵ながら褒めてやりたいなと笑います。

世子は、儒生や役人、弟たちまでも、忠寧大君と共に奴婢の身分回復事業にいそしむ姿を見て敗北感を感じます。

ファン・ヒは、そんな世子に、そんな弱気だから民心が忠寧大君に集まるんですと進言します。

世子は、王材なら弟でも殺せと?と聞きます。

ファン・ヒは、武力でしか弟を制せない者は王材ではありません!と
諭しますが、世子は黙って出て行きます。

その頃、ハ・リュンは忠寧大君を呼び出し、王子様が王材でなければ、王様と王后様が遠地に送ろうとなさいますまいと告げます。

忠寧は、私の刀になってくださいますか?と聞きます。
ハ・リュンは、狙は世子の座で?と聞くと忠寧は、もちろんだと答えます。

忠寧は、王座をいただく代わりに何を差し上げれば?と聞きます。
民の膏血を絞って富と権力を与えましょうか?そなたの不正を隠しましょうか?と言います。

ハ・リュンは、そんな些細なことで私に退官しろ?と聞きます。

忠寧は、不正に大小は関係ない!一国の宰相なら反省の態度を見せるべきです!と声を荒げます。

一方、太宗は世子に、長子を世継ぎにしたい思いは変わらない。
だが民心が他の者を強く支持すれば、この思いを貫く通すのは
難しということだ…と話します。

世子は、自分を諭してくれたファン・ヒの屋敷に行き、ひざまずき
教えを請います。朝鮮の真の主になるためですと決意を口にします。

ファン・ヒは、政策を論じる前に現実を知るべきと、世子を講武場(公開軍事訓練場の工事現場)へ連れて行き、民と痛みを分かち合う前に、苦痛を減らす対策を考えるのが真の王ですと諭します。

世子は、講武場作りに力を注いでいましたが、工期を伸ばすことを
太宗に進言します。

一方、太宗は権力を強めるハ・リュンを警戒し、密かにハ・リュンの調査を命じます。

そんな中、〝世子が上王の愛妾と密通〟と描いた絵が貼られているのを目にした太宗は、世子を睨みつけるのでした。

つづく
(感想)
太宗にばれてしまった世子は、なんて言い訳するのかしら?
忠寧が楚宮粧をかくまっていることも、すぐにばれちゃうかも!?

「世子醜聞の波紋」

上王は楚宮粧の殺害をオク・ファンに命じますが、寸前のところで
忠寧大君が楚宮粧を助けますが、暗殺まで請け負う商団に不信を抱き
激怒します。

オク・ファンは、今回だけはお許しください!どうすれば罪を償えるでしょうか?と聞きます。

忠寧は、罪を軽くしたければあの者の命を助けろ!と言います。

オク・ファンは、上王様に嘘の報告をしろと言うのですか?と聞きます。

忠寧は、あの者を助けた秘密を我々は墓場まで持っていくと答えます。

そんな中、オク・ファンの手下の内官チョン・イルチが、吏曹判書
パク・ウンに、世子が上王様の愛妾と密通したと密告します。

パク・ウンは、これが事実なら我々にとって絶好の機会だと
話します。

そんな中、楚宮粧は自殺をしますが、忠寧の夫人が見つけ医官を呼びます。

領議政ハ・リュンと世子を一掃できると考えたパク・ウンは、
忠寧に、楚宮粧を引き渡すように言います。

一方、北伐志向の世子の策により、民が苦しむ現実を見た儒生らは国の体質に絶望します。

一方、王后は忠寧に、あの女を私に渡しなさい!というと
忠寧は、できません…と答え

王后は、そなたの兄と政治の安定のためだ!と言いますが
忠寧は、人の命の上に立つ政治など何の価値もありません!
過ちを正すのです。戦います。国の苦境に追い込む輩は全力で倒します。勝つためなら私の持つ切り札を全て使うつもりですと言います。

つづく
(感想)
忠寧がんばれー!

「真の大儀とは」

ファン・ヒは何者かに拉致され〝汝、王材を守れるか〟の怪文書の騒動がすべて
高麗復興勢力の仕業と知り愕然とします。

オク・ファンは、殺人者の国 朝鮮の手先として死ぬか?
我らと手を結び高麗王室の中心として生き残るか?選べと言います。

ファン・ヒは、非現実的な妄想で国を混乱させるな!と抵抗し、
気を失って眼が覚めると、辺りには誰もいなくなっていて、
〝賢明な選択を待っている。忘れるな!我らは常にお前のことを見ている〟と言う文を残して、
ファン・ヒを解放していました。

そんな中、忠寧は、なんの力も、権力も持たずに心だけで儒生や役人を引きつけているのでした。

一方、王后は忠寧が本人も気づかぬ間に、真の王材へと成長している。世子以外の王子が王材として注目されれば…かつての悲劇が再び起こりうる…母の前で息子たちが王座をめぐって刀を抜く悲劇がくると不安を募らせます。

そんな中、王様は都監事業の功労者が忠寧大君で、儒生や下級役人が支持していると聞くと、また父の言葉に背いて政治を行っているのか…忠寧は危険な人物になったと言います。

王后は、そう思うなら王様が決断してくださいとひざまずき、
忠寧を遠地に送ってください。このままでは子供たちが望まずとも
王位を巡る争いを避けられなくなると告げます。

つづく
(感想)
持って生まれたものってあるよね〜
忠寧は、やっぱり王材を持って生まれてきたんだわ。

なぜ王様も、王后も、澄んだ目で世子と忠寧を見てやらないのかしらね!民のためじゃなく、自分たちのために、忠寧を排除しようとするなんて腹がたつわ(ー ー;)