「フンボクの画帳」

世子はチョン・スンセに刺さった矢のことを調べさせると、製造元は
軍器寺(武器の製造を担当する官庁)だったことから、刺客は役人か、
軍器寺から盗んだ可能性もあると知らされます。

ソンは、フンボクの画帳は筆跡の見本として持ち去ったと疑いますが、
チョン・スンセの家にはないと報告されます。

ソンはジョンウンが残した〝火?他刀〟の血文字を調べ直すのでした。

ソンは、別監に内通者がいると聞いて、チョン・スンセ殺害に使われた矢の
出所が別監ではないかと疑いの目を向けます。

一方、英祖はキム・テクを呼びつけ、意のままになる人間を王にまつり上げて
愉快だったか?1回では飽き足らず また誰かをまつりあげる気か?
めぼしい奴でもいるのか?と腹を立てます。

キム・テクは、王様 何をおっしゃいますかと答えます。

英祖は、違うなら なぜ世子を危険な目に遭わせた?首を取ってこい!
次期国王の身を傷つける奴など生かしておけん…そいつの首をぜひこの目で
拝みたいと警告します。

キム・テクは、時間をくださいと答えます。

その頃、ジダムの父親は妓楼の女主人のウンシムに、ジダムを妓生に
してくれと言います。

ウンシムは、私は嬉しいけど本当にいいんですか?と聞きます。

ジダムの父は、本当になるわけじゃない。それらしい格好にするだけだよ。
かくまってくれ〝灯台下暗し〟だろと頼みます。

妓楼に身を隠したジダムは、ジョンウンの恋人の妓生チュノルの部屋で
フンボクの画帳を発見します。

一方、ソンは別監の中に顔に傷がある者を見つけ、昨晩 乱闘騒ぎでも?と問います。

別監は、妓楼で小競り合いがありまして…と答えます。

ソンは、どこの妓楼だ?男をが取り合うほどの美女揃いなのだろう?
どこだ 私も行ってみたいと言い、その男を疑います。

そんな中、少論派シン・チウンの家に連判状を渡す取り引きを持ちかける
矢文が射込まれます。

それを聞いたムンスは、キム・テクを訪ね、最近 面白い文書を手に入れたと
聞きました。その文書が偽物だとしたら どうします?と聞きます。

キム・テクは、つまらぬ心配ばかりしているとシワが増えるぞと答えます。

ムンスは、私の杞憂に過ぎぬなら ぜひ一儲けを企む輩が出てきたのやら…
お確かめください〝転ばぬ先の杖〟と言うではありませんかと告げます。

キム・テクは、自分の手元にある連判状が偽物であると知り、カン・ピチェに
会いに行き、どこに原本を隠した?と聞きます。

カン・ピチェは、私が持っています。今後も西方で管理します。西方と
老論派は同志では?大監の手にあるも同じでしょう。おかしな気配が見えたら
連判状は少論派の手に落ちますと忠告します。

キム・テクは、気に入ったぞ!と作り笑いをします。

ジダムはソンに、フンボクの画帳を届け、気になる記述がありましたと
告げます。

ソンは、イ・チョンボ、ユ・チョッキ、ホン・ボンハン、義父の名まで…
と言います。

ジダムは、フンボク画員は その3人の肖像画を描いたとの情報がありますと話します。

ソンは、私か王様以外の肖像画は描かないはずだが…と答えます。

ジダムは、では何か目的があったのでしょうか…と言います。

ソンは、義父が世子嬪から情報を得ているのではないかと疑います。

一方、キム・テクは英祖に、刺客の首を取れば連判状は少論派の手に渡りますと告げます。

英祖はムンスを呼び、助けてくれ!私に手を貸してくれぬか…と懇願します。

ムンスは、何をすれば良いでしょうか?連判状を取り戻すことですか?と
聞きます。

英祖は、取り戻さなければこの国の政治を正せぬのだ…と泣き落とそうとします。

ムンスは、お許しください…私にできるのは涙を拭く布を差し上げることのみですと答えます。

英祖は、こうして手を取り合って30年も歩んできたではないか…と泣き
つきます。

ムンスは、30年前 世弟様がご命令なさっていれば断らなかったでしょう…
と言います。

ー30年前ー
英祖はムンスに、私の母上は兄上の母を死に追いやった張本人だ…
王様の生母を殺したのが私の母上なのだ。私は権力を握りたかった…
それだけが私が生き延びる術だった…だがその道も断たれた。私を守ると
約束してくれた臣下も皆 逆賊として殺されたしまった。明日もこうして
残ってもらえぬか?世弟の衣を脱がされ しまいには殺されようとも、本分は
果たしたい。世弟らしく生きて 世弟らしく最期を迎える…それが今の私が
描ける唯一の夢だ…と涙を流したことを振り返ります。

ムンスは、私に30年前すべてを話して助けを求めてくださればと言います。

ソンはジダムに〝火?他刀〟の秘密が解けたから図画署へ行こう。ここにいては
危ないと妓楼に迎えに来ます。

図画署に向かう途中、ソンとジダムは刺客たちに命を狙われますが、
誰かに助けられ逃げることができます。

図画署でソンは、〝火?他刀〟は班次図(パンチャド)と読むと解き、
王室の行事を記録した書物を儀軌と言う。儀軌に収められた絵が班次図だ!
フンボクが記した班次図だ。犯人はこの中だ!と言います。

ジダムは、犯人は誰ですか?と聞きます。

ソンは、この者だ!と指差します。

つづく
(感想)
えっ!誰? 班次図を見て指をさしたのは誰なのかしら?

英祖は王の座に就くために、兄を毒殺したの?謎だわ…

「偽造職人を追え」

キム・テクは兵曹判書になったホン・ゲヒを老論派に引き入れ、均役法
(軍役・税負担の平均化を図るための税法)の廃案を目論みます。

これを知ったパク・ムンスは、王様が長年尽力されてきたというのに…
と激怒します。

パク・ムンスは英祖に、均役法が危ないと進言します。

英祖は、キム・テクの出方は予想できただろう?と言います。

パク・ムンスは、学者の推薦権も欲しがるでしょう。国を老論派に牛耳られますと告げます。

英祖は、たわけたことを言うな…と言います。

英祖は、今 悔しがるなら10年前に片をつけるべきだった。連判状さえ消していれば こんな事態には ならなかったと言います。

ムンスは過去のの悲劇を回想し、肩を落とします。

英祖はムンスに、そなたの手でどうか連判状を捜してくれ。必ずや葬り去るのだ。連判状がなくなれば不偏不党の朝廷を作り、太平の世を築くことができると頼みます。

一方、世子ソンはジダムの父のソ・ギュンに会い、秘密捜査にジダムの
力を借りたいと要請します。

そんな中、ジダムはフンボクの手紙と遺書は同じ筆跡ではなく偽造だと
当てます。

ソンは、偽造職人か…その者がカギとなる…何か情報はあるか?と聞きます。

ジダムは、私の知る限り 偽造職人は都に3人おります。春画作家のパン・ウンモ。
老教師のソ先生。日雇い労働者のチョン・スンセですと言います。

ソンは、チョン・スンセだと?奴は事件の目撃者だ…奴が事件につながるカギだと話します。

ムンスもまた、チョン・スンセを探していました。

ソンたちはチョン・スンセを見つけますが、その直後スンセは殺されて
しまい、ソンはジダムを守るために怪我を負いながら、刺客を追いかけます。

ソンは英祖に会いに行き、誰に脅されているのですか?と問います。

英祖は、まだあの事件にとらわれているのか!と言います。

ソンは、なぜホン・ゲヒを兵曹判書に?父上に圧力をかけた者は誰なのですと聞きます。

つづく
(感想)
ジダムも命を狙われているし、どうなっちゃうのかしら?

「残された血文字」

殺人事件の容疑者としてホ・ジョンウンが捕らえられ、宮中で尋問が行われます。

ソンはジョンウンに、なぜ図画署から姿を消したのだ?何を恐れていた?
死ぬところを目撃したのか?犯人は誰だ?どうやって死んだのか答えよと
問います。

ジョンウンは、私が悪いのですと答えます。

ソンは、お前が殺したのか?お前が井戸へ?だから逃げたのか?と聞きます。

ジョンウンは、そうではありませんと懐からフンボクが書いた手紙を渡し
世子様と王室に逆心を抱いて侮辱していたのですと答えます。

ソンは、違うだろ?嘘だと言えよ〝フンボクが逆心を抱くはずはない〟
〝王室を侮辱するなど考えもせぬ男だ〟そう答えろ!お前は特検で証言
したではないか。今さら覆すなと愕然とします。

そんな中、ジダムは世子が自分を捜していると知り、宮殿に忍び込みますが
恵慶宮ホン氏(世子嬪)に見つかってしまいます。

ジダムは走って逃げます。世子嬪は東宮殿に向かったことを確かめようと
無理やり開けますが世子は湯に浸かっているのでした。

ソンはジダムから、証言を聞いてフンボクが水標橋に行ったことを知り
フンボクの無実を確信します。

ソンはジダムに名前を聞き、共にジョンウンの家を訪ねると、そこには
ジョンウンの死体があるのでした。

〝逆心を見逃した罪を死をもって償う〟と遺書があるのでした。

しかし、ソンは、いや 本当の遺書はこれだ!と血文字を指します。

ジダムは、自殺に見せかけ何者かが殺害を?と聞きます。

ソンは、真相を伝えようとこの4文字を残したのだ。どういう意味だ?と
呟きます。

ジダムは、これを示すものは…持ち主に心当たりがありますとソンを
東方剣契のところへ連れて行きます。

しかし、剣は失くしたものだと分かります。

ソンは、ムンヒが怪しいと疑い、2人はどんな文書を見たせいで殺されたのですか?
主犯はホン・ゲヒ?もしくは黒幕が?と迫ります。

ムンヒは、真相を知ったら受け止められますか?と聞きます。

ソンは、私は この国の世子です。民の非業の死を見過ごせません!
これを黙殺すれば世子の座朝鮮22代目の王となる資格を私は失います。
教えてほしいのですと懇願します。

ムンヒは、世子様が強い覚悟をお持ちでも私が申し上げられるのは
1つだけです。真相はご自身が究明するのです。真相を知りたいなら
誰も信じてはなりませんと告げます。

つづく
(感想)
世子ソンは王宮で誰も信じることなどできない、たとえ父王でも…
それなのに大切な友フンボクを殺されてしまって、何だか、気の毒だわ。