明蘭〜才女の春 あらすじ43話
「澄園の間者」
明蘭は顧廷燁に、うちには公爵家の密偵が大勢いるのよ。
今日 新入りの侍女があなたに近づこうとしたと丹橘(たんきつ)から聞いたわ。この頼さんは くせ者ね。屋敷を巡ってあちこち勝手に入っては いろんな人から情報を聞き出してる。早く追い出すべきよと言います。
すぐに追い出せばいい。明日 たたき出すと言う顧廷燁に明蘭は、〝使用人を粗末に扱った”と悪評が立ってもいいの?と聞きます。
顧廷燁は、では 私が出仕する時護衛を家に残す。そなたが重要だと思う場所を見張らせておけば誰もみだりに入らんと言います。
明蘭は、秦氏は硬軟織り交ぜてるわね…手強い使用人を送る一方で美女に色仕掛けを命じた…大したものだわ…と言います。
顧廷燁は、美女?どれほど美しいと興味を持ったように
聞きます。
明蘭は、気になるなら…明日 食事の時に給仕をさせるわねと答えます。
顧廷燁は、冗談を言っただけだ。本気にしたのかと笑います。
明蘭は、別に嫉妬してないわよ。密偵を警戒してるだけと
答えます。
なぜ嫉妬しない?あの秦氏は芝居上手だがもし父に女の影があれば嫉妬したぞと問う顧廷燁に明蘭は、それも芝居でしょ。盛家の林噙霜 もよく嫉妬してた〝妻は自分を愛してる”と夫に思い込ませるためよと話します。
顧廷燁は、この小狐め。芝居もできないのかと不貞腐れます。
明蘭は、帳簿を顧廷燁にぶつけ、もし側妻を取ったら二度と私の部屋に入れてあげないから!と微笑みながら怒ります。
顧廷燁は、よしよし。分かった。それでいい思い切り嫉妬しろ。私が代わりに読むとうれしそうに明蘭を抱き寄せます。
明蘭は澄園の女主人となって秦氏と叔母たちが間者として送りこんできた手下の使用人たちの扱いに頭を悩ませるのでした。
そんな中、盛華蘭が明蘭に、昨日 英国公夫人の宴に招かれ1番の話題は あなただったわ。あなたは姑を軽んじる
不幸者だと。秦氏は寡婦で苦労を重ね優しいのに、あなたは新婚早々挨拶が遅れた。しかも姑を置き去りにして居を移すなど冷酷だって…あなたは顧家の古い使用人を容赦なく虐げてる。目上が送った者を粗末に扱うのは言語道断だと。ひどい内容よ。母上と如蘭は怒って料理も食べずに帰ったわと伝えに来ます。
明蘭は、全て私が悪くて秦氏には何の落ち度もないと?と聞きます。
当然よと答える華蘭に明蘭は、なぜ私の悪口ばかりなの。夫には何の非もないわけ?と腹を立てます。
華蘭は、じゃあ夫婦揃って罵られたほうがいい?と聞きます。
明蘭は、あの人が私をこんな泥沼に引き込んだのよと言います。
華蘭は、あなたの夫については親不孝とか遊び人とか極悪非道とか言われてたあなたの夫は先帝と新先帝を救い2度も詔が下されて称賛されたのよ。誰が文句を言える?と
言います。
明蘭は、身を守る最高の鎧ね…と言うと華蘭は、それがなければ何を言われるやら…と呆れます。
明蘭は、私は どの宴にも招かれない。嫁入り前よりもひどい扱いだわ…と話します。
華蘭は、あなたの姑はとんだ食わせ者ね。おばあ様が案じてたとおりよ!どうにかしないとねと言います。
その後、明蘭は秦氏から送られてきた頼に厨房の仕入れを任せます。
明蘭は頼と言い争っていた王を呼び、わざと外の者に聞こえるように王を引き立てます。
そんな中、常ばあやが明蘭に、恐れながら申し上げます。
この屋敷では至る所で騒ぎが起こり収拾がつきません。
かつての揚州の白家はもっと秩序がありましたと話します。
明蘭は、厳しい規律があったのね…厳罰に処すには大きな過ちを犯させないと…自分たちの使用人ならどう罰してもいい。でも あれらは公爵家がよこした…もし小さな騒ぎなら軽い罰しか与えられず私たちはかえって甘く見られる…頼さんがいなくなっても花さんや田さんがいる。いっそまとめて片付けるべきよね…と言います。
常ばあやは、奥様…私に何かできることはありませんか?と聞きます。
明蘭は、では1つ力を貸してちょうだいと頼みます。
つづく
明蘭〜才女の春 あらすじ43話
(感想)
子供のような顧廷燁も好きだけど
親鳥が雛を見守るように、顧廷燁が明蘭を見守ってる
姿も好きだな😍